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アトピー対策ABC入門


 

アトピーと塩素の関係

アトピーの原因としては、食物をはじめダニやハウスダストなどが挙げられていますが、それらを原因とする今までの意見に、「水道水中の塩素である」という意見があります。

水道水中の塩素濃度は現在の基準では、「蛇口で0.1PPM以上であること」があるだけで、下限は設けられていません。特に河川の汚染や、清潔好きの日本人の性格から、水道水中にはかなりの濃度の塩素が含まれていることになります。

ある報告では、日本に返還される前の沖縄ではほとんどアトピーの発生がなかったのに、本土復帰後にアトピーが増加しているという報告もあり、「本土化」とも言われています。

そもそも日本の水道で塩素による消毒は、ほとんど行われていなかったのですが、終戦時に駐留米軍が、米国本土の10倍の基準で塩素消毒をさせるようになったといわれています。現在は公開されていませんが、東京都の水道の蛇口での塩素濃度は、1.5PPMともいわれておりプールの基準(0.4PPM)よりも高い状態です。

これらを考えると、「ハワイに長期滞在するとアトピーが治った」ということも理解できるのではないでしょうか。もちろん、それだけではないかもしれませんが、ほとんどすべての人が水道水を使っていることを考えると、アトピーの発生が大都市圏に多いことなどからも関連付けられるのではないでしょうか。

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